記念すべき第50回目のマーケットブラインド!
なんだかもう驚かなくなってきた1問目は、またしても泡。なかなか勢いよく発泡してらっしゃる。沼田店長曰く「味をしめちゃった♪」とのこと。完全に楽しんでる。
ということで今週も元気に予想していくよーん!
1問目、スパークリングワイン
色合いは比較的濃いめ。そして泡が元気。
香りは、、スパークリングワインの香りがしますねえ(小並)
ちょっと香りからあまりヒントが得られなかったのでとりあえず一口。わりとしっかりとした酸がメインで果実味は穏やか。というかかなりドライな印象。
奥行きというか複雑さが香りからも味わいからもあまり感じられないから瓶内二次発酵系ではないんじゃないかな、多分。しかしだとしたら結構お手上げというか。どこの誰だ?
香りにスンっとしたリンゴがあるのと、酸の感じから涼しい地域なんじゃないかなって想像できるけど…。
と考えてたところで思いつく。これJAPANでは…?高畠の嘉シャルドネってなんかこんな感じじゃなかったっけ???もう5年くらい前に飲んだっきりだけど、かすかな記憶をたどるとなんとなく似てる気がする。
後から飲みなおしてみるともう少し果実感あるように感じられていや、違うのかも?ってなったけどもうここまで来たら引き返せないのと、じゃあどこだよって言われても分からないので
日本/山形 シャルドネ 2021 13% ドザージュ 0g/L
で解答。
ドザージュ量答えさせるのどういうことだよ、と思うけど沼田店長曰くブラインドテイスティングの大会でもこういう項目あるらしい。なら仕方ないか。ドザージュについても今後ある程度意識しながらテイスティングしていく必要があるのね…。
ちなみに今回のはかなりドライな風味だったので0gで解答。いわゆるブリュットナチュール。他の方々の予想も気になるところ…。
2問目、白ワイン
2問目はかなり色味の濃い白ワインの出題。
香りの第一印象は、なんだか知ってるような知らないような、名前が出てこないけどなんかしらの果物の香り。強いて例えるなら柑橘類、かぼすとかそっち系かな?
そして香りもなんだけど、味わいがとってもTHE☆自然派って感じ。これオレンジワインなのか?って思わせる味わい。そう思って再度香りとってみるとなんだか確かに前々回出題されたオレンジワインに似たゆずっぽさも感じられてくる。え、ルカツィテリ再来?この短期間で?さすがにそんなことないか。みたいな脳内会議が開かれる。
あと酸が結構しっかりある。んー。分からない。
ここでふと、年末に飲んだゲヴュルツトラミネールのオレンジワインを思い出す。あの時「なるほどゲヴェでオレンジ造ったらこんな感じなのか」と思った記憶がある。ゲヴュルツらしいライチっぽさとお花っぽさを魔改造したような香り。似てるようで似てないけど、なんとなくそれを彷彿とさせる今回の出題ワイン。
オレンジワインというつもりで造られてなくても、スキンコンタクト強めにとったと考えれば、ほんのり褐色がかっているともとれる外観にもなんとなく納得がいく。ちょっと思想強めの自然派ワインの造り手、そう踏んで
フランス/アルザス ゲヴュルツトラミネール 2022 12.5%
と予想。
正直当たっている気は全くしないし、なんならむしろ検討違いなこと書いている自信すらある。解答提出後に沼田店長に2番はオレンジワインか聞いてみたら違うよーとサラリと言われてしまった。うん、そうだよね。
ちなみに我らがwine@豊田店長に聞いてみたらサヴォワと答えたとのこと、そっちの方がよっぽど納得いくなー、たしかに!!!という気持ちです。
3問目、赤ワイン
ここまで泡、白とかなり苦戦。ラスト赤ワインくらいはバチっと決めたい。
色は結構濃い。黒みも帯びてるし、赤いし、縁にはやや青みもあるかも。指は見えなくもないかな、くらいの濃さ。
粘度も高くて、成熟度の高さがうかがえる外観。
香りはまさに黒系果実、ブラックベリー、ブルベリー、カシス、甘草等々…。
カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シラー/シラーズとかその辺、もしくはスペイン系もありそうだな。
ぎゅっと詰まったような果実感と、チョコみのある樽感。アルコールみもばっちり。そして後味に苦味というか雑味があるというか。飲んだ後口の中歯の裏とか上あごあたりがザラつくくらいにタンニンもばっちり。
第一候補はカリフォルニアのカベソ、もしくはオーストラリアもありそうだな。いずれにせよニューワールドのカベルネでどこかなーと考えてたんだけど、でもなんとなく最後の雑味が気になって、カベソからメルローに鞍替え。
ということで迷ったけど
でファイナルアンサー。
記念すべき50回目、難しくないですか?????
今週は変則的な開催日で参加者が少なく狙い目なのでは…?と思ったけどそんな簡単なはずもなく。
今週もランクインは半ば諦めているから、来週は頑張れるといいなーくらいの気持ちで後少し発表まで待ってみる。