トロンテスと書いてピノ・グリだった翌週にほんとにトロンテス出たのに今度はリースリングと書いてだいぶ凹んだ先週。
もうブラインドなんてしないなんて言わないよ絶対~♪なんて思いながら一週間過ごし、週末になればいつも通りソワソワ。この中毒性はなんなんだろう。
ということで今週も元気にWINE MARKET PARTYさんのブラインドテイスティング挑戦してきた。
実は昨日は仕事がお休みで、友達とお昼食べてちょっとお出かけしようって約束してたんだけど、どうしてもテイスティングしたいからちょっとだけ寄っていい?ってわがままいって少し付き合ってもらった。
彼女はワインそんなに飲まないからブラインド挑戦するわけでもないし、私がやってる間暇だったと思う、ごめんありがとう。
今週の出題
今回は白1、赤2のラインナップ。
「濃いのが2番目で、こっちの薄いのが3番目です」とわざわざ注釈付きで出してくださった沼田店長。確かに3番目の赤ワインかなり淡い。
そろそろ来るんじゃないかとヤマ張って最近ちょくちょく練習してたツヴァイゲルト、いよいよか…!?なんなら先週飲んだブラウフレンキッシュだったりする??とワクワク。
そして曰くつきの白ワイン。
実は月曜日にパーティブラインドからはしごでwine@ブラインドに来てくださったお客様何人かに、白ワインが向こうのと似てた。というレビューを聞く。
今週のwine@は白ワイン2種、赤ワイン1種のラインナップ。
1杯目アロマティックなシュナンブランと、2杯目ふんわり樽の利いたシャルドネ。
そのどっちが被っていた(似ていた?)かは聞いていなかったのだけど、とにかくどっちかと似ているんだなというネタバレ?事前情報?を得ての挑戦。
意識しないようにすればするほど意識しちゃうもんだよね。悲劇はもうすでに始まっていたんだ…。
1杯目、白ワイン
ということでまずは1杯目白ワイン。
前述のとおりwine@ではアロマティック系白と樽シャルドネの出題だった訳だけど、なんとなくアロマティック系が被ったのかなーなんて勝手に思ってた。
第一印象はレモンのようなさっぱりとした果実の香り。
ややすえたというか酸化したようなニュアンスもほんのりあって、ふんわりお花の香り、ふんわりミネラルの香り、そんな感じ。にがり?的な苦さのある香りも感じられる。なんとなーーーーーくだけど汗のような香りも感じられるような気がする。
香りの印象としてはアルバリーニョぽい感じかなー。
ということで一口。
酸がかなりしっかりある。ズドン系。
そして結構ドライ。甘みある?
酸味と相まってかなりさっっっぱりとした口当たり。
うーん、まあ第一印象通りアルバリーニョでいい気がする。けど、どこだろう?ポルトガルかスペインか、それが問題。ぶっちゃけスペインとポルトガルのアルバリーニョの見分け方とかあるのかな。
とか考えながら、いや待てよこの酸の感じと果実感が穏やかな感じ…?とピーンとくる。きっとこれは日本のアルバリーニョに違いない…!と閃く。
ということで
日本/新潟 アルバリーニョ 2022 13.5%
と回答。
2杯目、赤ワインその①
さてさて2杯目は色の濃い赤ワイン。
中心はやや黒みを帯びていて、縁はちょっと明るめの赤色。
香りは結構しっかり黒系な感じ。黒系ベリーとかブラックオリーブとかその辺。
そして樽とか果実の甘みがしっかりと感じられる香り。
太陽を燦々に浴びて日焼けした陽キャな印象。
そんなこと思いながら一口飲んでみたら意外にも味わいはまた少し印象が違って陰キャっぽさを感じる。夏生まれで太陽を浴びることも海も大好きだけど、人見知りもするし決して根っからの陽キャではない、そんな感じ。なんだ私か。
タンニンはじわじわと感じられて酸は穏やか。甘みも感じられる。そしてちょっとだけ焦がしたような香ばしさがある。
初めましてではないけど、どちら様でしたっけ?みたいな感じ。
陽キャと見せかけた陰キャってところから、ジンファンデルに見せかけたプリミティーヴォかな…?ありうるな、でもなんか今一つピンとこないんだよなあ。
そういえば太陽も十分に感じられる陽キャっぽさがありつつでも旧世界みもあるときってスペインが多いんだよね、テンプラニーリョありえそうだな。それも多分王道リオハじゃなくてリベラデルドゥエロの方。
という推察から
スペイン/リベラ・デル・ドゥエロ テンプラニーリョ 2019 14%
でファイナルアンサー。
3杯目、赤ワインその②
そしてやってきました、3杯目!
いよいよ来たか?ツヴァイゲルト!
とちょっとワクワクしながら香りを確認。
うん、たぶん違う!
イチゴ、赤系ベリー、バラ、バニラ。
典型的なニューワールドピノの香り。
味もジワジワと感じられる酸味と穏やかなタンニン。
ということでこれはあまり深く考えず
と回答。
終わった後3杯目はマスカットベーリーAって答えたという意見をいくつか見て、え、マジ…?となった。
というのも月曜朝、ブラインドしてMBAが出るという夢を見たから。え!すっかり忘れてた!夢のお告げあったんじゃん!
しかも夢の中で樽ベーリーAが出て、このキャンディ感取れないならもうブラインドなんかやめた方がいいっていう(夢あるあるの謎視点の)天の声が聞こえてたんだよな。
え、まじ?これで樽ベーリーAだったらちょっと凹む。
ということで答案用紙提出後、沼田店長にwine@に似てたのって、1杯目の方の白ですよね?って聞いてみたところ、え⁉違うよ、2番目の方だよ!と言われ撃沈。
あれ、もしかして樽シャルドネだった…?樽香そりゃ確かに多少はあったけど、そんなにゴリゴリで取れなかったぞ…。もしかして先入観でアロマティック系にとってた?だとしたらとんだ検討違いなこと書いちゃった\(^o^)/オワタ
\結果発表/
ということで結果発表!
1問目
予想 日本/新潟 アルバリーニョ 2022 13.5%
これをこんな風に間違えてるようじゃ、最近ブラインドテイスティングにハマってて(ドヤ なんて言っちゃだめだ。修行しなおす。間違えるにしても間違え方ってもんがあるんだ。
2問目
予想 スペイン/リベラ・デル・ドゥエロ テンプラニーリョ 2019 14%
答え イタリア/ピエモンテ ドルチェット 2019 13.5%
うーーーん…。当たらずとも遠からず…?と言っても過言じゃ、ない?多分?いや過言か。まあでもこのワインは品種の正答者はゼロだったそうで、テンプラニーリョと答えた人がそこそこいたらしいから、当たらずとも遠からずってことでいいや。
とはいえ、イタリアって答えた人は結構いたみたいで、夏生まれの陰キャでうえむらみたいなワインって印象から、イタリアってところまで持っていきたかったな。なんたってうえむらがワイン好きになったきっかけはイタリアワインなんだもの。
3問目
予想 NZ/マールボロ ピノ・ノワール 2022 13.5%
答え オーストラリア/ヤラ・ヴァレー ピノ・ノワール 2022 12%
おーよかった、ピノであってた。けどオーストリアか!そこは選択肢に入って来なかったな。たしかにNZかアメリカか2択なんてことありえないよな。勉強になった。
ということで謎にヴィンテージだけ全問正解して、プラスピノ・ノワールも当ててなんとか4問正解は死守。ただやっぱりアルコール度数が絶妙にマッチしない。そこの精度もう少し上げたいかな。
そして1問目のミスは大反省。
来週は不要な前情報を耳に入れる前にちゃんと月曜日に挑戦しにいけるようにしなきゃ…!そして雑談とかで、これからという他のお客さんに不用意にネタバラシしないように気を付けないとなと、改めて自戒もする。