2/12 第57回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

実は我がwine、2年前の2012年の2月14日オープンたのだが、この3月いっぱい周年祭を開催中で文字通りお祭り大騒ぎ状態。

たくさんの方にご来店いただけて大変ありがたい反面、バタバタとしてしまってじっくりブログを書く時間がなかなか取れなず悔しいところ。毎週時間を見つけてはパーティブラインドには挑戦しているから本当はちゃんとまとめたいんだけども…。

 

ということで今週分も簡単にまとめていく!

 

今週の出題

今週は白2種、赤1種のラインナップ。早速1つ目の白からいってみよう!

 

1杯目、白ワインその①

1つ目は比較的色味の明るい白ワイン。

香りの第一印象はキュートでフルーティ。桃や梨のきゅるんとした果実の香り。桃の天然水的なヒューヒューさはないからボルドーのSBとかではなさそうだけど、リースリングやゲヴュルツ等のアロマティック系品種が思い浮かぶ。

なんとなく知ってる香りなんだよな…。

 

味は酸が穏やか。ということはリースリングではなさそう。アルコールもややある。マロはしてなさそう。

 

トロンテス、ヴェルデホ、ミュスカ、ミュスカデ、グリューナー、甲州、、、

ゲヴュルツほどライチライチしていないし、汗みもないからアルバリーニョでもないかな。

 

これ以上迷っても核心に迫れる感覚がなかったのでえいやっと答えを書く。

 

アルゼンチン/サルタ トロンテス 2023 12.5%

 

何を隠そう、この日はお昼からフレンチランチを楽しみワインをグラスで既に8~9杯は頂いた状態での挑戦。ほろ酔いどころではなくしっかり酔っ払った状態だった。だから「アルコールはややある」とメモしているにも関わらず12.5%と答えるという致命的なミスを犯す。

 

実際の答えは

イタリア/ピエモンテ コルテーゼ 2022 13%

 

なんとガヴィ!なんと!ガヴィ!!!

なるほど、分からん訳だ笑

いや、ガヴィってこんなにフルーティで可愛らしい感じだったっけ?今度もう少し真剣に飲んでみよう…。あとついでにソアヴェがいつ出てもいいようにソアヴェも勉強しておこう…。

 

2杯目、白ワインその②

2杯目の白ワインは色が濃く、香りもムンムンとはっきり感じられる。

ムンムンの芳香を放つドエロいお姉さま。叶美香さんのようなワイン。

そしてやや甘口?甘くはないけど、甘みがしっかり感じられる、そんなワイン。

アルコール感も強めで酸もまあまあある、そして苦い。このしっかりめなアルコール感はきっとアルザス

 

ということで

フランス/アルザス ゲヴュルツトラミネール 2019 13%

と解答。

 

実際は

フランス/アルザス ゲヴュルツトラミネール 2018 14%

 

おお~、よかった。なんとかおさえるべきところは辛うじておさえられてた…。しかし14%か。アルコール感しっかり感じられるからアルザス!とか言う割に1問目同様低めに予想してるのはなんなんだろう、酔いって怖い。

 

3問目、赤ワイン

この赤ワインがなかなか曲者だった、というかきっとここまで来たらもう私は割と限界だったというか、まともな思考ができる状態ではなかったと言わざるを得ない。

 

非常に焦げた香り。あとほんのり紅茶の香り。つまり焦がしすぎた茶葉で出した紅茶って感じ。なんだこれ。

でも以前焦げた香りは南アの特徴だった南ア判定猛者に聞いたことがあるからこれはきっと南アに違いない。

味的には酸もあってチャーミング。色の割に強すぎない味わい。カベルネ・ソーヴィニョンみたいなつよつよというよりはもう少しピュアな果実感があるので南アといえばなアレでしょう、

ということで

 

南アフリカ/ケープタウン ピノタージュ 2022 13.5%

と予想。

 

答えは

オーストラリア/ニューサウス・ウェールズ シラーズ 2021 15%

 

まさかのサクラシラーズ!今wine@のサーバーにも同じの刺さってるし、テイスティングもしてたワイン!いやーえーうそこのワインこんなに焦げ臭かったっけ?

 

ということで納得がいかず日を改めてまともな状態で改めてサクラシラーズをテイスティング

香りからは全く焦げっぽさ感じないけど、飲んでみたらフィニッシュにふんわり焦げ味が続くかな。だとしてもあそこまで焦げ焦げ!ではないしあれはなんだったんだろう。どちらかというとふんわりヨーグルトのような乳製品っぽ香りがする。意外。

 

まあいずれにせよ酔った状態で行くべきではないと自明すぎることが分かったのが今回の収穫だった。来週からも冷静かつ素面の状態で挑戦頑張りたい。

 

ヴィンテージ、アルコール度数ともにかすりもしなかった!