6/24 第72回 WINE MARKET PARTY ブラインドテイスティング挑戦記
今週も元気にWINE MARKET PARTYさんのブラインドテイスティング挑戦してきた。先週は典型的なドイツリースリングを大外しして、もうブラインドなんで辞めてしまえって思ってたけど、なんだかんだ1週間経ってこのまま辞めてなるものかと、逆にリベンジに燃えている模様。
今週のラインナップ
昨日6/24はWINE MARKET PARTYの沼田店長のお誕生日だったらしく、お祝いの気持ちを込めてカニのイラストを添えてみました🦀どうしてカニかと言うと6/24生まれということはかに座だから。そしてかく言ううえむらもなにげにかに座だから。というさり気ない誕生日近いアピールも添えて。
そんなことは置いといて、今週は白、白、赤というラインナップ。黄色味の強い白ワインと色味の淡めな赤ワインはどうも宿敵なんだよなあ。
ということで1杯目の白ワインから予想していく!
1杯目、白ワインその①
やや淡い色調。
香りは比較的ニュートラルで、温度のせいか最初はほとんど香りがとれず、潮風的なミネラル感が前面に出てきている。辛うじて取れるとしたら青りんごや和梨、かすかな白桃といたかなり穏やかな果実の香り。
時間が経つとミカンのような柑橘っぽさと、やや焦げっぽいというか香ばしい香りも出てくる。
ただ香りの印象とは裏腹に、味はかなりフルーティで厚みがあって酸もキレイ。ムチムチとしたボリューム感があって、え意外と着やせするんだね???というギャップ萌え。高校の時一人か二人はいた、めちゃくちゃ細いのに体育とかで着替える時にチラ見したら実はめちゃグラマラスだった同級生ちゃん。
アルコールもしっかりありそう。
んー、なんだろうこれ…。
シャルドネ、アルバリーニョ、アリゴテ、
イタリア系だったらヴェルメンティーノ、コルテーゼ、ガルガネカ?アルネイスはもう少し花の香りが欲しいかも。
ピノ・グリもわんちゃんありそうだし、シルヴァネール…?
海っぽいから海辺の産地かな、と思うけどアルコールの感じとか意外と熟度が高そうな感じとか、アルザスとかも捨てがたい。
そして先週メンシア出たから第2弾ととして今週はグラウブルグンダーが出てもおかしくないな…なんて邪推も出てきたりして。
良くないよくない、ちゃんとワインと向き合わないと。
しかし何ら決め手がなく、でもこのニュートラルな感じと意外と厚めのボディと酸。これはちょっと美味しいアリゴテが無難なんじゃなかろうかということで
フランス/ブルゴーニュ アリゴテ 2021 13.5%
でファイナルアンサー。
全く自信はないけど、美味しかったんだよな。答えが気になる。
2杯目、白ワインその②
2杯目の写真撮ってなかった…。
外観は比較的濃いめのレモンイエロー。
香りがとってもかわいい!アロマティックあんどフルーティー!はっきりと分かりやすいライチティーの香り☕
あー、はいはい、これはアレね、分かるよ。どれだっけ?
ゲヴュルツトラミネール、ヴィオニエ、トロンテス当たりだよね。分かる分かる。で、どれなんだっけ?多分トロンテスではない気がしていて、ゲヴュルツトラミネールとヴィオニエの2択、ここは間違えたくない!
ライチが強いから最初ゲヴュかなと思ったんだよね。酒質がけっこうさっぱりしているというか。サラリとしててヴィオニエらしいオイリーさと厚みがない。やんわり柔らかな甘みもあるし、アルザスのゲヴュルツトラミネールなんじゃないかな…。
いや、でもそしたら1番2番でフランス被る…?んんー…。
時間が経ってみたらヴィオニエのような香りが強く感じられるようになってきて、やっぱりヴィオニエに変更。でもローヌかなあ?やっぱり口当たりがサラリとしているところと1番のワインとの産地被りも気になるし…ということで産地はアメリカに。
で着地。
正直アメリカのヴィオニエって時点でマックマニスが脳裏をちらついている、なんだか似てるといえば似てるんじゃないかな、という気がしてる。と自分に言い聞かせてる。
3杯目、赤ワインその①
色調の淡い明るい赤ワイン、難しいよねえ。
色合いから明るいイチゴとかラズベリーとかキュート系ピュアベリーの香りを想像していたら、意外と黒系。イチゴ、ラズベリーもいるっちゃいるんだけど、フレッシュベリーというよりはミックスベリーのコンポートというか、ちょっと煮詰めた系の香り。
ピノ、ではないかなあ多分。
あったかい地中海のニュアンスがムンムンしてて、グルナッシュやシラー、サンソーのスペイン/南仏の品種が想起される。あとはピノタージュとか。
ジンファンデルあり得そう。でもジンファンデルだったらもう少し色が濃くあってほしいから違う気がする。
そしてタンニンが割としっかりザラつく。時間が経つと甘みが出てくる。
正直シラーな気がしている、本当は。でも私は南アのサンソーチャレンジを諦めたらダメな体質になってしまっている。ここでシラーって答えて、実はサンソーだったとき私は悔しくていよいよ本当にパーティブラインドを引退してしまうかもしれない。
そんな理由から
南アフリカ/ステレンボッシュ サンソー 2022 13.5%
と解答。
ということで今週の解答も出そろった。
夜までパーティ・ワインアットはしご組の話を聞きながら正解発表を待とうと思う。
グラスの中のワインと向き合ってたらいつの間にかグラスの外についてばかり考えてた件
本日も元気にやってまいりました、WINE MARKET PARTYさんのパーティブラインド。先週いいところまで行ったけどあと一つ寄せきれずランクインを逃してしまって悔しかったけど、その悔しさもをバネに今週も頑張っていきたい所存。
ということで今週も元気に行ってみよう!
今週のラインナップ
濃い白と淡い白、そして赤ワイン。
ところで今週はタイトルの出オチ感がとんでもないんだけど、今回かなり思考があっちこっち飛びまくったので、それを表現してみた。
あれこれ、あっちこっち考えたこと整理しつつ、まずは1つ目のワインから向き合ってみる。
いかにも完熟してますッッという濃いレモンイエローの1つ目の白ワイン。太陽を燦々に浴びたヒマワリを想起させるような色味。
香りにも藁とかコンポタとかの香ばしくも熟したニュアンスが取れ、果実は決して強くはないけど黄桃のやはり熟した香り。熟成シャンパーニュと言われれば納得しちゃう、そんな香り。
味の第一印象はかなり酸が強く、見た目や香りの割に甘みや果実味が穏やか。オールドワールドみがある。そしてアルコール度数は割と高そう。13~13.5くらい?
酸が強いからか、味からも良質なシャンパーニュを彷彿とさせられる。香りを取ればとるほど、味見をすればするほど、泡の抜けたコント・ド・シャンパーニュのように感じられて純粋に美味しい。
さて、これはもうシャルドネ以外の何物でもないでしょう。問題はどこか。マコンかな?オーストラリアのヤラバレーやタスマニアもありそうだし、意外と余韻がそこまで長くないからうまく化けた南ア産ということもあり得る。
産地の結論はまた後程出すとして、とりあえず解答用紙に「シャルドネ」とだけ記載して先に2番の白に取り掛かることにする。
香りの第一印象はアロマティックでトロピカル!あ、これ好きなやつ!
トロンテスとかヴィオニエ、アルバリーニョとかその辺かな。うーんでも軽快な感じがするしヴィオニエではなさそう。多分。リースリングでもないかな、きっと。
海辺のワインというには潮っぽさ汗っぽさがやや弱いかな?フローラルが前面に押し出てます!って感じ。
ヴェルメンティーノとかアルネイスとかのイタリア系、はたまたアシルティコとかもありそう。
シュナンブランではないと思う…。
やーでもアルバリーニョっぽいんだよな。
味にはほのかなポカリみがあって、アルバリーニョっぽさをさらに裏付ける。
ここから思考があっちこっちに飛ぶ。
まず1つ目、先々週ヴィーニョ・ヴェルデが出たときピノ・グリと間違えたこと。その時はアルバリーニョじゃなかったけど、まあ似たようなもんじゃん。今回は逆にアルバリーニョっぽいなと思ってピノ・グリって可能性ない?
そして2つ目、アルバリーニョっぽいなって思ったときからずっと脳裏にチラついてて、ピノ・グリ⁉ヴィーニョ・ヴェルデ⁉とキーワードがそろった時点でもう抜けられなくなった沼、先週発表されたJSAのブラインドテイスティングコンテストの予選で出されたランナップ。
先週月曜日に発表された予選で出題されたラインナップ。発表後初のブラインド。きっと少なからず沼田店長は意識しているハズ…!!
去年のソムリエ/ワインエキスパート試験の直後のブラインドでは試験内容と丸々ほぼ同じ出題がされてたけど、まさかまた同じことしたりしないよね、さすがに同じことしちゃったら読まれるよね。でも例えばピノ・グリはピノ・グリでも産地違いを出したり、1/3は全く同じようなワインを出したり…。
ともはやグラスの外(沼田店長の脳内)についてばかり考察してしまう。
というかグラウブルグンダーなんぞ出された日にゃ、飲んだこと多分ないし分からんぞ。一旦ネットで情報を探してみよう。
曰く「冷涼な気候を好み、糖度は高く、早熟。アルコール度数が高く、深みのある金色系黄色。風味豊かで力強いフルボディ、熟成によってさらに良くなる。」とのこと。
え、これ1番目のワインのことでは…?
しかし2番がピノ・グリもしくはグラウブルグンダーの可能性もまだ捨てきれない…。とりあえず3番の赤ワインを見て考えてみよう。3番の赤ワイン、ほんのり縁が茶色っぽいしこれがネッビオーロなんてことがあれば、これはもう予選復習回でしょ。
ということで3杯目赤ワイン
ほんのり縁が茶色がかっていて、明るいけど深みのある赤。
ローズマリーとかのハーブや、プラム、ブラックベリーの香り、どことなくイソジン?なのか消毒液なのかこれがいわゆるヨード香っていうのかな?ちょっと独特な風合いも感じる。インクっぽさやジビエっぽさもある。どことなく地中海の風が吹いている気がする。味はほんのり甘みがあって、タンニンは中庸。
全く分からないんだけど、全く分からないということは初めましてなワインでは?もしや…メンシア⁉ということでまたメンシアについてネットで調べてみる。
曰く「温暖な地域で造られるが、エレガントで華やかなワインに仕上がることからスペインのピノ・ノワールと称されることもある。酸やタンニンが穏やか。」と。
ふんふん。温暖な雰囲気をまといながらどこか軽やかさのある味わい、当てはまる。ちょっと野性的なピノ・ノワールと言われれば確かになんとなく雰囲気も合致するかも。
ならこの3番がメンシアだとして、じゃあ白はもう逆算的に1番がグラウブルグンダーで2番がアルバリーニョっってことだな????もう考えるのやーめた!ええいままよ。
ということで
1、ドイツ/バーデン グラウブルグンダー 2020 13.5%
2、ポルトガル/ミーニョ アルバリーニョ 2022 12.5%
3、スペイン/ビエルソ メンシア 2020 14.5%
と解答。
一応ちゃんと真面目に考えるなら、
1番はフランス、マコンのシャルドネ2番は変わらずアルバリーニョかな。
問題の3番はシラー、ピノタージュ、ジンファンデル/プリミティーヴォ、マルベックら辺も考えたけど、やっぱり地中海から離れられそうにないからイタリアのネグロ・アマーロなんじゃないかと思う。
ということで裏チャレンジは
1、フランス/マコン シャルドネ
2、ポルトガル/ミーニョ アルバリーニョ
3、イタリア/プーリア州 ネグロ・アマーロ
でいこうかな。
真面目に考えるならってなんだ、最初から真面目にやってほしい。
まあ今週はお遊び回ということで、来週からまた改めてちゃんとやっていけばいっかな。(言い訳)
5/28 第68回 WINE MARKET PARTY ブラインドテイスティング挑戦記
気付いたらすっかりご無沙汰となってしまったブラインドテイスティング挑戦記。見たら前回が4/8だったから1カ月半ほど間をあけてしまっていたみたい。極力毎週挑戦したらすぐ文字起こししたい気持ちではいるんだけど…。悔しい。
ということで今週は張り切って予想を書く連ねていく…!
といきたいところだけど、メモ用のノートを最近持参していなくて、かつ今日は解答用紙の裏側にしたメモの写真を撮り忘れるという致命的なミスを犯してしまう。記憶が新鮮なうちに、一気にまとめていく所存。
それではヒァウィゴゥッ
今週のラインナップ
今週は白1種、赤2種のラインナップ。
やたら色味の薄い白ワインと、色味の似ている赤ワイン2種。難しそうだ…。
1杯目、白ワイン
とっても淡い色の白ワイン。日本酒?と疑いたくなるような外観。こんな薄い色味から甲州が思い浮かぶ。
果たして香りも吟醸っぽい香り、パンの香り、やや参加したような香りこれは甲州一択でいいんじゃなかろうか。
味は少し酸が強くて果実が穏やかでとてもサラりとした口当たり。うん、甲州でしょう。
ということで
日本/山梨 甲州 2022 12.5%
と予想。
まあまず間違いない、でしょう。きっと。
2杯目、赤ワインその①
似てない?同じワイン出してきた?という感じの2番と3番。よぉぉく見ると3番の方が少し色味が濃くてやや深みがあるかも?
とりあえず2番から考察。
香りはジューシーな果実の香りが全面に感じられる。プラムの青系果実も、イチゴの赤系果実も両方いる。そしてシナモンのようなスパイスの香りもその後ろからふんわり。少し経つとヨーグルトの乳製品っぽい香りが出てきて、ブルーベリーフレーバーのオイコスみたいな印象がどんどん強くなってくる。
温暖な地域のピノ・ノワールとかパイスとか、よく知らないけどボバルとかってこんな感じなのかな?軽めグルナッシュとかもありそうかも。メンシア…も一瞬脳裏をよぎったけど、これをセレクトした段階ではまだ発表されてないだろうから違うな。
味は最初サラりとしていて、甘みが強い印象。
よくよく飲んでいくと意外とアルコール感が強く、最初そんなに感じられなかったタンニンも強く感じられる。マルベックとか南ア サンソーとかその辺に思えてならない。
マルベックと最後まで悩んだけど、マルベックってもっと赤っぽい印象だったり醤っぽい香りがある印象だから、ここは南アのサンソーで勝負してみる。
ということで
と解答。
懲りないサンソーチャレンジ。そろそろ当てたいなあ…。
3杯目、赤ワインその②
最後の赤ワインはどうにも香りが閉じてて特徴が取りづらい。辛うじて取れるとしたらワラと血っぽい鉄の香り。
味わいは酸が結構強くて、タンニンも緻密でそこそこある。
なんとなくネッビオーロなんじゃないかな?という印象を受けるけど、ネッビにしては少し色が濃いかな?となるとネッビと間違えがちなサンジョヴェ―ゼが次は思い浮かぶ。この閉じててどことなく田舎っぽい感じがどうにもイタリアっぽく感じてしまうんだよね。
ネッビオーロかサンジョヴェ―ゼかの2択、前回外したから今回は外したくない…!
結局やや濃い色味に引っ張られて
イタリア/トスカーナ サンジョべ―ゼ 2021 13%
でファイナルアンサー。
てか普通にこれもワンチャンマルベックもありそうで怖い。
ということで今週の答えもそろった。
ほんとか???って思うし自信はないけどもうこれ以上考えても仕方ないので今夜の正解発表を静かに待つことにする。
4/8 第61回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記
一足先に休憩を利用してWINE MARKET PARTYのブラインドに挑戦してきたスタッフに、どうだった?と聞いたら何とも言えない表情で
「んーっと、あのー。まあ行ったら分かります笑」と言ってきて何事かと思いつつ、私も休憩を利用して行ってみたら
今度は出題者の沼田店長が「なんか聞いてきた?😏」と意味深に問いかけてくる。
そして半笑いしながら出された今週のお題がこちら
ついにきました、おロゼ!
まあオレンジも出たしね、そのうち来るだろうなとは思ってたよ。春だしね。桜もピーク迎えたしね。かく言ううえむらも日曜深夜の上野公園で缶チューハイ飲みながらのんびりお散歩したしね。ロゼくらい出るよね😇
ということで今週は白、ロゼ、赤のラインナップ。早速白から考察していく!
1杯目、白ワイン
濃すぎない、ふんわりとした色味。
香りの第一印象も割とスンっとしてて主張がそんなにない感じ。すこし汗っぽいニュアンスがあるかな。海辺なのか、山あいの石っぽさからくるミネラル感なのかでいうと、どっちかというと海辺感ある気がする。
そして果実の香りも穏やか。とれるとしたら和梨とか?そして酵母みもある。いわゆるパンドゥミってやつ。シュールリーしてるのかな。
甲州にしては色があるけど、甲州とかミュスカデとかその辺の品種が想起される。
味わいの第一印象はピュアな酸がピチピチと感じられて、後味をギュッと締める苦味。そしてわりとアルコール感も強く感じられる。甲州、ミュスカデラインも捨てがたいけど、ちょっと味わい的に方向性が違う気がしてきた。
前回アルバリーニョを甲州と間違えたから、今回も甲州かもって思った時点でアルバリーニョを検討。汗っぽさもあるしね。ただアルバリーニョってもうすこしお花があるんだよな私の中で。今回のワインはもっとニュートラルな印象。
シャルドネ、アリゴテとかもありそう、酸もあるしね。海っぽさからヴェルメンティーノやアシルティコもありそう
あれこれぐるぐる考えて最終的に海っぽさと後引く苦味、あと強めなアルコール感から、
イタリア/サルデーニャ ヴェルメンティーノ 2022 13.5%
でファイナルアンサー。
先々週wine@のブラインドでコルス島のヴェルメンティーノ出したばっかりだし、アンサーヴェルメンティーノにするならきっともう少し先なんじゃないかななんて沼田さんの心を読んでしまいたいところだけど、そこはグッと我慢。ちゃんと目の前のワインと向き合う。(盛大なフラグ🚩)
2杯目、ロゼワイン
いや、別にロゼワインだよって言われた訳じゃないし全然ワンチャンただの色薄赤の可能性もあるけど。これはロゼでしょう。これは沼田店長からの宣戦布告。ロゼ普及大使を自称するうえむらが、受けて立ちましょう。
まず色が割とピンク。いわゆるプロヴァンスのオレンジっぽいというかオニオンピール的な色合いじゃない。もう少し濃いめ。かといってタヴェルロゼとかのもっと赤味が強い色味とも違う。ほんとピンクど真ん中。
香りは可愛らしいイチゴちゃん🍓かき氷にこれでもか、とイチゴシロップをかけたときの香り。そして美味しい。
そしてここからワインを一旦横に置いて沼田さん読みに入る。
ジョージアのルカツィテリのオレンジワインが出題されたのは記憶に新しい。最初のオレンジワインにド王道のセレクション。つまりロゼを出すならこちらもまずはド王道を出すに違いないのである。
大本命はプロヴァンスロゼ。だってロゼと言えばプロヴァンスでしょ、どう考えても。ただこの見た目と香り的にプロヴァンスではない。だとしたら次に上がってくるのはブルゴーニュロゼ。マルサネロゼもあるしね。
正直ロゼの中身当てるなんて現実的じゃないし、このワインにそんなに時間かけるても仕方ない。酸もそこそこあるし、太陽を燦々に浴びた元気っこという印象でもないし、ここはブルゴーニュのピノで行こう。
ということで
で予想。
wine@ブラインドの告知を日曜に行ったのだが、ここで今週うえむらが書いた告知文を一旦見てみよう。
ドブーメラン笑
いい子のみんなはマネしないようにね!
3杯目、赤ワイン
今回の鬼門はこの赤ワインだと思う。なんにも分からなかった。
色は濃いんだけど、かすかに向こう側が透けて見える。
香りも黒い。インキ―な香り。黒果実、チリリとしたスパイシーさ、黒オリーブ、やや湿ってる木の幹、そんな香り。香りの印象的にはどことなくカベルネ・ソーヴィニヨンっぽさがある。
飲んでみるととってもタンニンが強い。ザラザラ!歯ギシギシ!おおおタニックですね~って思わずいいたくなるほどタンニンが強い。香りも味わいも、果実が閉じ気味でまだ寝起きって感じがあって今一つ特徴が捉えきれない。
タバコやチョコの樽っぽい香りはあるけど、アメリカンオークバシバシという風合いではなく、1~2年使用した旧樽を半分ぐらい使用してそうだなという印象。それとやっぱり果実もバシバシじゃないところから旧世界な印象を受ける。んだけど、ボルドーかと言われると違う気がする。
フランスだと他にタンニン強いしタナとか、コットとかもあるかな。
スペインだとテンプラ?にしてはアメリカンオーク強くないし違う気がする。
イタリアだったらアリアニコ?
グルナッシュ/ガルナッチャにしてはタンニンが強すぎて多分違う。
旧世界にこだわらないならシラー/シラーズ、あとはアルゼンチンマルベックとかもありそう。
うーん、分からん!もうなんでもいいや!とりあえず解答欄を埋めなきゃ!
ということで
オーストラリア/バロッサ シラーズ 2021 14%
で解答。
ブラインドはしごしてくださった常連さんや、スタッフに聞いてみても結構割れてる印象。なんだろうね、このワイン。
ということでこんな感じで今回の解答ができあがった。
正解発表ドキドキするー!
4/1 第60回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記
なにかとバタついた3月、すっかりブログも滞ってしまってた…(-_-;)
4月に入ってようやくひと段落、またゆるゆるとブラインド挑戦記を上げていきたいと思う。
ブログを書くのもさることながら、正解発表前にまとめるのほんといつぶりだろうか…。
ということで早速今週の振り返りいってみよう!
今週のラインナップ
今週は白、赤、赤のラインナップ。
むむ、3つ目の赤ワインあからさまに色が…なんでこれを3つ目にもってきたんだろう。とか考え始めたらもう負けなんだろう。
色の割に濃いネッビオーロ系なのかな…気になる……。と思いつつ、まずは1つ目の白から!
1杯目、白ワイン
なかなか色の濃い白ワイン。
香りの第一印象はレモンとやや汗っぽさ🍋💦でもよくよく嗅いでみると汗というよりは石っぽいミネラル感というほうがしっくりくる。決して華やかなタイプではなく、割とニュートラル。表情豊かではないけど、たまにふっと見せる笑顔にとんでもなく魅せられてしまうそんな子のイメージ。
しばらく放置してるとすこし香ばしい香りとミルクのような香りも立ってくる。
味は酸がしっかりめ。果実味もあるんだけど、より強い酸にマスキングされている印象。
品種はシャルドネで間違いないと思う。アリゴテやミュスカデの可能性も考えられなくはないんだけど、うーんこれはシャルドネでしょう。アリゴテはちょっと捨てがたいけど…。
まあでもシャルドネだとして、問題は産地がどこか。第一印象の鉱物感からシャブリが思い浮かぶ。キリリとした酸も相まってよりシャブリっぽく感じられる。
そこでひっかかるアルコール感。けっこう度数高そうなんだよな。飲んだ後の喉の奥がヒリつく感じがあって、これは14度くらいありそう。そうなると、シャブリ…?という違和感がぬぐえない。
フランスっぽく綺麗に造られた南アとかもありそう。葉っぱ1枚でドロンと化けたたぬきのような南アシャルドネ、ありそう。あとはオーストラリアも全然可能性ある。
でも綺麗な酸と主張しすぎない奥ゆかしさが、これはフランスだと言っている。
ということでかなり紆余曲折を経たが、
でファイナルアンサー。
2杯目、赤ワインその①
濃い2杯目と薄い3杯目。
黒みがかった外観の2杯目、縁は赤くて青っぽさは見受けられない。
シナモンスティックとか甘草とかの甘い系スパイスやバニラの香りと、ブラックオリーブ、プラムの濃い黒系果実の香り。黒とか紫っぽい感じの香り。
ややメントールっぽいスっとした香りもある。全体的にぬくい印象。
味は見た目の割にきゅるんとした酸があって、後味にキュッと締まるようなタンニンが続く。
濃い系赤ワインが俄然分かんなくなってきてる。
カベソ、メルロー、ジンファンデル、プリミティーヴォ、シラー/シラーズ、ネロ・ダーヴォラ、マルベック、テンプラ、アリアニコ、グルナッシュ…
正直どれもあり得る、これ!っていう決め手がない。
色も味も濃いわりに酸がしっかりと感じられるところにどことなくエレガンスを感じ、
フランス/ローヌ シラー 2020 13.5%
と解答。
今気づいたけど1杯目2杯目とフランス続きだ…。全く意識していなかった。えー、まじか。やっちまった。
3杯目、赤ワインその②
明るい色調の3杯目赤ワインその②
ちょっと香りとってみて、ネッビオーロ系ではなさそうな感じだったから2杯目より先にこっちに取り掛かる。
全身でピノ・ノワールだと主張せんばかりの香り。イチゴちゃんが元気いっぱいにアピールしてくる。
問題はどこかってこと。オールドワールドっぽいといえばオールドワールドっぽいし、ニューワールドっぽいといえばニューワールドっぽい。香りに旧世界みがあって、味わいに新世界みがある。
味わい的にはニュージーランドが思い浮かぶ。けどこの小綺麗にオールドワールドに寄せてる感じがタスマニアもありそうなんだよなあ。
タスマニアって書きたいけど…最近ソーヴィニヨン・ブランもピノ・ノワールもニュージーをよく外してきたからそろそろ当てたい!という謎の意地から
NZ/ セントラル・オタゴ ピノ・ノワール 2021 13%
に着地。
ここのところ全然あてられてないし、なんなら4問正解してもらえる100円クーポンもしばらくgetできてなからそろそろ正解たたき出したいー!
2/12 第57回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記
実は我がwine、2年前の2012年の2月14日オープンたのだが、この3月いっぱい周年祭を開催中で文字通りお祭り大騒ぎ状態。
たくさんの方にご来店いただけて大変ありがたい反面、バタバタとしてしまってじっくりブログを書く時間がなかなか取れなず悔しいところ。毎週時間を見つけてはパーティブラインドには挑戦しているから本当はちゃんとまとめたいんだけども…。
ということで今週分も簡単にまとめていく!
今週の出題
今週は白2種、赤1種のラインナップ。早速1つ目の白からいってみよう!
1杯目、白ワインその①
1つ目は比較的色味の明るい白ワイン。
香りの第一印象はキュートでフルーティ。桃や梨のきゅるんとした果実の香り。桃の天然水的なヒューヒューさはないからボルドーのSBとかではなさそうだけど、リースリングやゲヴュルツ等のアロマティック系品種が思い浮かぶ。
なんとなく知ってる香りなんだよな…。
味は酸が穏やか。ということはリースリングではなさそう。アルコールもややある。マロはしてなさそう。
トロンテス、ヴェルデホ、ミュスカ、ミュスカデ、グリューナー、甲州、、、
ゲヴュルツほどライチライチしていないし、汗みもないからアルバリーニョでもないかな。
これ以上迷っても核心に迫れる感覚がなかったのでえいやっと答えを書く。
アルゼンチン/サルタ トロンテス 2023 12.5%
何を隠そう、この日はお昼からフレンチランチを楽しみワインをグラスで既に8~9杯は頂いた状態での挑戦。ほろ酔いどころではなくしっかり酔っ払った状態だった。だから「アルコールはややある」とメモしているにも関わらず12.5%と答えるという致命的なミスを犯す。
実際の答えは
イタリア/ピエモンテ コルテーゼ 2022 13%
なんとガヴィ!なんと!ガヴィ!!!
なるほど、分からん訳だ笑
いや、ガヴィってこんなにフルーティで可愛らしい感じだったっけ?今度もう少し真剣に飲んでみよう…。あとついでにソアヴェがいつ出てもいいようにソアヴェも勉強しておこう…。
2杯目、白ワインその②
2杯目の白ワインは色が濃く、香りもムンムンとはっきり感じられる。
ムンムンの芳香を放つドエロいお姉さま。叶美香さんのようなワイン。
そしてやや甘口?甘くはないけど、甘みがしっかり感じられる、そんなワイン。
アルコール感も強めで酸もまあまあある、そして苦い。このしっかりめなアルコール感はきっとアルザス。
ということで
フランス/アルザス ゲヴュルツトラミネール 2019 13%
と解答。
実際は
フランス/アルザス ゲヴュルツトラミネール 2018 14%
おお~、よかった。なんとかおさえるべきところは辛うじておさえられてた…。しかし14%か。アルコール感しっかり感じられるからアルザス!とか言う割に1問目同様低めに予想してるのはなんなんだろう、酔いって怖い。
3問目、赤ワイン
この赤ワインがなかなか曲者だった、というかきっとここまで来たらもう私は割と限界だったというか、まともな思考ができる状態ではなかったと言わざるを得ない。
非常に焦げた香り。あとほんのり紅茶の香り。つまり焦がしすぎた茶葉で出した紅茶って感じ。なんだこれ。
でも以前焦げた香りは南アの特徴だった南ア判定猛者に聞いたことがあるからこれはきっと南アに違いない。
味的には酸もあってチャーミング。色の割に強すぎない味わい。カベルネ・ソーヴィニョンみたいなつよつよというよりはもう少しピュアな果実感があるので南アといえばなアレでしょう、
ということで
南アフリカ/ケープタウン ピノタージュ 2022 13.5%
と予想。
答えは
オーストラリア/ニューサウス・ウェールズ シラーズ 2021 15%
まさかのサクラシラーズ!今wine@のサーバーにも同じの刺さってるし、テイスティングもしてたワイン!いやーえーうそこのワインこんなに焦げ臭かったっけ?
ということで納得がいかず日を改めてまともな状態で改めてサクラシラーズをテイスティング。
香りからは全く焦げっぽさ感じないけど、飲んでみたらフィニッシュにふんわり焦げ味が続くかな。だとしてもあそこまで焦げ焦げ!ではないしあれはなんだったんだろう。どちらかというとふんわりヨーグルトのような乳製品っぽ香りがする。意外。
まあいずれにせよ酔った状態で行くべきではないと自明すぎることが分かったのが今回の収穫だった。来週からも冷静かつ素面の状態で挑戦頑張りたい。
2/26 第55回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記
先週せっかく5位に輝いたのにまだ記事化できていないのもったいなすぎる…!ので早急に今週分の反省をして、先週分も記憶がある内にまとめちゃいたい所存。
ということで早速いってみよう!
今週のラインナップ
今週は白1種、赤2種のラインナップ。
今週は2番目の赤ワインがなんとなく曲者そうな雰囲気をバシバシ感じる。
1杯目、白ワイン
まずは1杯目の白ワインから。
色はさほど濃くはなく、淡めのレモンイエロー。粘度はわりとしっかりめにある。
香りの第一印象は海!
エメラルドブルーの海に真っ白な砂浜、そしてカラフルなパラソル🏖️そこに少し小麦色に日焼けしたビキニを着た美女。そんな情景がドバっと脳内に思い浮かぶ。とても夏な香り。
テイスティングしてみるとレモンをぎゅっと絞ったような瑞々しい酸味と、後味に強めに残る苦味がある。比較的ドライで果実感は穏やか。そして味にも潮っぽさがある。アルコール感もどっしり感じられる。
ん~~~~~~~。分からぬ!
ニュートラル系かなと思いきや、少し経つと梨とか白桃っぽい果実の香りもふんわり出てくる。ややペトっぽい香りもあるかも。
海っぽさから連想したものの、ニュートラルな感じから多分違うだろうなって選択肢から除外してたアルバリーニョも候補に再浮上。苦味と海っぽさからヴェルメンティーノとかもありそうだし、アシルティコも捨てがたい。
あれこれ考えてみたけど全然決め手もないし、この根っからの陽の者という雰囲気はきっとギリシャでしょという謎のロジックから
と解答。
正解:フランス/ロワール ミュスカデ 2020 12.5%
まさかのミュスカデ、選択肢としてよぎりもしなかった!あと意外とアルコール度数が低め。
セーヴル・エ・メーヌはロワール川の最下流域とはいえ、そんなに海感じるかね。ソムリエ教本によると、典型的な海洋性気候だとか、フムフム🤔
シュール・リーもあんまり感じられなかったし、まだまだ修行が足りない。海にトリップしてる場合じゃなかった。
2杯目、赤ワインその①
曲者そうな雰囲気を放つ2杯目の赤ワインは色合い薄く、ほんのり褐色がかった外観。
MBAやピノ、ガメイなどのイチゴラズベリーといった赤系ベリーのピチピチな香り、もしくはネッビオーロなどのバラや紅茶といったフローラルな香りを想像してたのに、
実際はプラムといったやや濃いめな果実の香りと、シナモンやナツメグなどのそれはそれは甘い激樽香が支配的で一瞬面食らう。
思ってたんとちゃう選手権があったらぶっちぎりで優勝できるほどのギャップの持ち主。
味もそれはそれは甘い。果実の甘さと、樽由来の甘さ両方を凝縮させたような味わい。タンニンは柔らかく、やはりプラムのような果実味がぎゅっと感じられる。
なんとなくグルナッシュっぽい。サンソーやピノタージュもありえそう、シラーもワンチャンあるけど柔らかいタンニンから一旦候補から外す。
そして一応ピノ・ノワールも疑ってみる。2020ブルピノがグルナッシュにいつも感じられる説。いや、いくらなんでもこれはグルナッシュが過ぎる。これがピノはさすがに嘘。
そして先週南アのカベルネが出たから2週連続で南アということもないだろう。南仏のサンソーだったらお手上げだけどないと信じたい。ということで最初の直観を信じて
スペイン/カタルーニャ ガルナッチャ 2021 13%
と予想。
正解:アメリカ/カリフォルニア ピノ・ノワール 2022 13.5%
いや、ピノは嘘でしょって!!!
シャルドネが有名(赤も有名?)な、かのブレッド&バターのピノ・ノワールだったそう。イチゴもラズベリーも梅もいなかったけど?本当にピノ?ちょっとまだ納得いってない笑
けど大多数の方がピノ・ノワールを当てられてたそうなので、これまたうえむらの修行不足なんだろうな。南ア2週連続は出ないだろう、ってメタ読みしてる場合じゃなかった。
3杯目、赤ワインその②
最後の赤は2杯目と打って変わって濃厚リッチ系な見た目。
ぱっと香った印象はコーヒーの香ばしさと温泉っぽい鉱物的な香り。そしてリッチバーム系のハンドクリームの香り。ロクシタンの一番テクスチャー重めのシアバターたっぷり使ってます系ハンドクリームの香り。
そして果実がいない。果実がいないんじゃヒントがないも同然なんだよなー。困ったなー。
味もしっかり濃厚でタンニン爆発系。甘みもある。濃厚な甘みとタンニンの陰に隠れてるけど酸味も豊かで決して弱くはない。ただ意外と喉の奥が熱くなるほどのアルコール感ははいかも。
タンニンつよつよ品種何があるかな、タナとかコット、テンプラ、アリアニコ、シラー/シラーズ、ネグロ・アマーロ…
このラインナップだったらそろそろアリアニコがきてもよさそうなんだよな。タンニン甘さ酸全てが強い子というアリアニコのイメージにも当てはまる。そしてアリアニコ当てたい…!
そんな下心とメタ読みも多分に含んで予想。
イタリア/カンパーニャ アリアニコ 2021 14%
正解:イタリア/バジリカータ アリアニコ 2019 14%
やったーアリアニコ当たったーヽ(・∀・)ノなんとアリアニコを正解してたの7/80人だったとか。やったね!
最初の2杯はてんでダメダメだったけど最後有終の美を飾れてよかった。
とはいえ4問正解するともらえる100円は逃してしまったのは大反省。
ヴィンテージがかなりブレてるからもう次は少し精度上げられるようがんばろっと。