4/8 第61回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

一足先に休憩を利用してWINE MARKET PARTYのブラインドに挑戦してきたスタッフに、どうだった?と聞いたら何とも言えない表情で

「んーっと、あのー。まあ行ったら分かります笑」と言ってきて何事かと思いつつ、私も休憩を利用して行ってみたら

今度は出題者の沼田店長が「なんか聞いてきた?😏」と意味深に問いかけてくる。

そして半笑いしながら出された今週のお題がこちら

ついにきました、おロゼ!

まあオレンジも出たしね、そのうち来るだろうなとは思ってたよ。春だしね。桜もピーク迎えたしね。かく言ううえむらも日曜深夜の上野公園で缶チューハイ飲みながらのんびりお散歩したしね。ロゼくらい出るよね😇

 

ということで今週は白、ロゼ、赤のラインナップ。早速白から考察していく!

 

1杯目、白ワイン

濃すぎない、ふんわりとした色味。

香りの第一印象も割とスンっとしてて主張がそんなにない感じ。すこし汗っぽいニュアンスがあるかな。海辺なのか、山あいの石っぽさからくるミネラル感なのかでいうと、どっちかというと海辺感ある気がする。

そして果実の香りも穏やか。とれるとしたら和梨とか?そして酵母みもある。いわゆるパンドゥミってやつ。シュールリーしてるのかな。

甲州にしては色があるけど、甲州とかミュスカデとかその辺の品種が想起される。

 

味わいの第一印象はピュアな酸がピチピチと感じられて、後味をギュッと締める苦味。そしてわりとアルコール感も強く感じられる。甲州、ミュスカデラインも捨てがたいけど、ちょっと味わい的に方向性が違う気がしてきた。

前回アルバリーニョを甲州と間違えたから、今回も甲州かもって思った時点でアルバリーニョを検討。汗っぽさもあるしね。ただアルバリーニョってもうすこしお花があるんだよな私の中で。今回のワインはもっとニュートラルな印象。

シャルドネ、アリゴテとかもありそう、酸もあるしね。海っぽさからヴェルメンティーノやアシルティコもありそう

 

あれこれぐるぐる考えて最終的に海っぽさと後引く苦味、あと強めなアルコール感から、

 

イタリア/サルデーニャ ヴェルメンティーノ 2022 13.5%

でファイナルアンサー。

 

先々週wine@のブラインドでコルス島のヴェルメンティーノ出したばっかりだし、アンサーヴェルメンティーノにするならきっともう少し先なんじゃないかななんて沼田さんの心を読んでしまいたいところだけど、そこはグッと我慢。ちゃんと目の前のワインと向き合う。(盛大なフラグ🚩)

 

2杯目、ロゼワイン

いや、別にロゼワインだよって言われた訳じゃないし全然ワンチャンただの色薄赤の可能性もあるけど。これはロゼでしょう。これは沼田店長からの宣戦布告。ロゼ普及大使を自称するうえむらが、受けて立ちましょう。

解答用紙の配色と同じような色味

まず色が割とピンク。いわゆるプロヴァンスのオレンジっぽいというかオニオンピール的な色合いじゃない。もう少し濃いめ。かといってタヴェルロゼとかのもっと赤味が強い色味とも違う。ほんとピンクど真ん中。

香りは可愛らしいイチゴちゃん🍓かき氷にこれでもか、とイチゴシロップをかけたときの香り。そして美味しい。

 

そしてここからワインを一旦横に置いて沼田さん読みに入る。

ジョージアのルカツィテリのオレンジワインが出題されたのは記憶に新しい。最初のオレンジワインにド王道のセレクション。つまりロゼを出すならこちらもまずはド王道を出すに違いないのである。

大本命はプロヴァンスロゼ。だってロゼと言えばプロヴァンスでしょ、どう考えても。ただこの見た目と香り的にプロヴァンスではない。だとしたら次に上がってくるのはブルゴーニュロゼ。マルサネロゼもあるしね。

 

正直ロゼの中身当てるなんて現実的じゃないし、このワインにそんなに時間かけるても仕方ない。酸もそこそこあるし、太陽を燦々に浴びた元気っこという印象でもないし、ここはブルゴーニュピノで行こう。

 

ということで

フランス/ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2022 13%

で予想。

 

wine@ブラインドの告知を日曜に行ったのだが、ここで今週うえむらが書いた告知文を一旦見てみよう。

ドブーメラン笑

いい子のみんなはマネしないようにね!

 

3杯目、赤ワイン

今回の鬼門はこの赤ワインだと思う。なんにも分からなかった。

色は濃いんだけど、かすかに向こう側が透けて見える。

香りも黒い。インキ―な香り。黒果実、チリリとしたスパイシーさ、黒オリーブ、やや湿ってる木の幹、そんな香り。香りの印象的にはどことなくカベルネ・ソーヴィニヨンっぽさがある。

 

飲んでみるととってもタンニンが強い。ザラザラ!歯ギシギシ!おおおタニックですね~って思わずいいたくなるほどタンニンが強い。香りも味わいも、果実が閉じ気味でまだ寝起きって感じがあって今一つ特徴が捉えきれない。

 

タバコやチョコの樽っぽい香りはあるけど、アメリカンオークバシバシという風合いではなく、1~2年使用した旧樽を半分ぐらい使用してそうだなという印象。それとやっぱり果実もバシバシじゃないところから旧世界な印象を受ける。んだけど、ボルドーかと言われると違う気がする。

フランスだと他にタンニン強いしタナとか、コットとかもあるかな。

スペインだとテンプラ?にしてはアメリカンオーク強くないし違う気がする。

イタリアだったらアリアニコ?

グルナッシュ/ガルナッチャにしてはタンニンが強すぎて多分違う。

旧世界にこだわらないならシラー/シラーズ、あとはアルゼンチンマルベックとかもありそう。

 

うーん、分からん!もうなんでもいいや!とりあえず解答欄を埋めなきゃ!

 

ということで

オーストラリア/バロッサ シラーズ 2021 14%

で解答。

 

ブラインドはしごしてくださった常連さんや、スタッフに聞いてみても結構割れてる印象。なんだろうね、このワイン。

 

ということでこんな感じで今回の解答ができあがった。

正解発表ドキドキするー!

4/1 第60回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

なにかとバタついた3月、すっかりブログも滞ってしまってた…(-_-;)

4月に入ってようやくひと段落、またゆるゆるとブラインド挑戦記を上げていきたいと思う。

ブログを書くのもさることながら、正解発表前にまとめるのほんといつぶりだろうか…。

 

ということで早速今週の振り返りいってみよう!

 

今週のラインナップ

今週は白、赤、赤のラインナップ。

むむ、3つ目の赤ワインあからさまに色が…なんでこれを3つ目にもってきたんだろう。とか考え始めたらもう負けなんだろう。

色の割に濃いネッビオーロ系なのかな…気になる……。と思いつつ、まずは1つ目の白から!

 

1杯目、白ワイン

なかなか色の濃い白ワイン。

香りの第一印象はレモンとやや汗っぽさ🍋💦でもよくよく嗅いでみると汗というよりは石っぽいミネラル感というほうがしっくりくる。決して華やかなタイプではなく、割とニュートラル。表情豊かではないけど、たまにふっと見せる笑顔にとんでもなく魅せられてしまうそんな子のイメージ。

しばらく放置してるとすこし香ばしい香りとミルクのような香りも立ってくる。

味は酸がしっかりめ。果実味もあるんだけど、より強い酸にマスキングされている印象。

 

品種はシャルドネで間違いないと思う。アリゴテやミュスカデの可能性も考えられなくはないんだけど、うーんこれはシャルドネでしょう。アリゴテはちょっと捨てがたいけど…。

まあでもシャルドネだとして、問題は産地がどこか。第一印象の鉱物感からシャブリが思い浮かぶ。キリリとした酸も相まってよりシャブリっぽく感じられる。

そこでひっかかるアルコール感。けっこう度数高そうなんだよな。飲んだ後の喉の奥がヒリつく感じがあって、これは14度くらいありそう。そうなると、シャブリ…?という違和感がぬぐえない。

フランスっぽく綺麗に造られた南アとかもありそう。葉っぱ1枚でドロンと化けたたぬきのような南アシャルドネ、ありそう。あとはオーストラリアも全然可能性ある。

でも綺麗な酸と主張しすぎない奥ゆかしさが、これはフランスだと言っている。

 

ということでかなり紆余曲折を経たが、

フランス/ブルゴーニュ シャルドネ 2022 14%

でファイナルアンサー。

 

2杯目、赤ワインその①

濃い2杯目と薄い3杯目。

 

黒みがかった外観の2杯目、縁は赤くて青っぽさは見受けられない。

シナモンスティックとか甘草とかの甘い系スパイスやバニラの香りと、ブラックオリーブ、プラムの濃い黒系果実の香り。黒とか紫っぽい感じの香り。

ややメントールっぽいスっとした香りもある。全体的にぬくい印象。

味は見た目の割にきゅるんとした酸があって、後味にキュッと締まるようなタンニンが続く。

 

濃い系赤ワインが俄然分かんなくなってきてる。

カベソ、メルロー、ジンファンデル、プリミティーヴォ、シラー/シラーズ、ネロ・ダーヴォラ、マルベック、テンプラ、アリアニコ、グルナッシュ…

正直どれもあり得る、これ!っていう決め手がない。

 

色も味も濃いわりに酸がしっかりと感じられるところにどことなくエレガンスを感じ、

 

フランス/ローヌ シラー 2020 13.5%

と解答。

 

今気づいたけど1杯目2杯目とフランス続きだ…。全く意識していなかった。えー、まじか。やっちまった。

 

3杯目、赤ワインその②

明るい色調の3杯目赤ワインその②

ちょっと香りとってみて、ネッビオーロ系ではなさそうな感じだったから2杯目より先にこっちに取り掛かる。

全身でピノ・ノワールだと主張せんばかりの香り。イチゴちゃんが元気いっぱいにアピールしてくる。

 

問題はどこかってこと。オールドワールドっぽいといえばオールドワールドっぽいし、ニューワールドっぽいといえばニューワールドっぽい。香りに旧世界みがあって、味わいに新世界みがある。

味わい的にはニュージーランドが思い浮かぶ。けどこの小綺麗にオールドワールドに寄せてる感じがタスマニアもありそうなんだよなあ。

タスマニアって書きたいけど…最近ソーヴィニヨン・ブランピノ・ノワールもニュージーをよく外してきたからそろそろ当てたい!という謎の意地から

 

NZ/ セントラル・オタゴ ピノ・ノワール 2021 13%

に着地。

 

1つ目の迷い具合が見て取れる

ここのところ全然あてられてないし、なんなら4問正解してもらえる100円クーポンもしばらくgetできてなからそろそろ正解たたき出したいー!



 

 

 

2/12 第57回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

実は我がwine、2年前の2012年の2月14日オープンたのだが、この3月いっぱい周年祭を開催中で文字通りお祭り大騒ぎ状態。

たくさんの方にご来店いただけて大変ありがたい反面、バタバタとしてしまってじっくりブログを書く時間がなかなか取れなず悔しいところ。毎週時間を見つけてはパーティブラインドには挑戦しているから本当はちゃんとまとめたいんだけども…。

 

ということで今週分も簡単にまとめていく!

 

今週の出題

今週は白2種、赤1種のラインナップ。早速1つ目の白からいってみよう!

 

1杯目、白ワインその①

1つ目は比較的色味の明るい白ワイン。

香りの第一印象はキュートでフルーティ。桃や梨のきゅるんとした果実の香り。桃の天然水的なヒューヒューさはないからボルドーのSBとかではなさそうだけど、リースリングやゲヴュルツ等のアロマティック系品種が思い浮かぶ。

なんとなく知ってる香りなんだよな…。

 

味は酸が穏やか。ということはリースリングではなさそう。アルコールもややある。マロはしてなさそう。

 

トロンテス、ヴェルデホ、ミュスカ、ミュスカデ、グリューナー、甲州、、、

ゲヴュルツほどライチライチしていないし、汗みもないからアルバリーニョでもないかな。

 

これ以上迷っても核心に迫れる感覚がなかったのでえいやっと答えを書く。

 

アルゼンチン/サルタ トロンテス 2023 12.5%

 

何を隠そう、この日はお昼からフレンチランチを楽しみワインをグラスで既に8~9杯は頂いた状態での挑戦。ほろ酔いどころではなくしっかり酔っ払った状態だった。だから「アルコールはややある」とメモしているにも関わらず12.5%と答えるという致命的なミスを犯す。

 

実際の答えは

イタリア/ピエモンテ コルテーゼ 2022 13%

 

なんとガヴィ!なんと!ガヴィ!!!

なるほど、分からん訳だ笑

いや、ガヴィってこんなにフルーティで可愛らしい感じだったっけ?今度もう少し真剣に飲んでみよう…。あとついでにソアヴェがいつ出てもいいようにソアヴェも勉強しておこう…。

 

2杯目、白ワインその②

2杯目の白ワインは色が濃く、香りもムンムンとはっきり感じられる。

ムンムンの芳香を放つドエロいお姉さま。叶美香さんのようなワイン。

そしてやや甘口?甘くはないけど、甘みがしっかり感じられる、そんなワイン。

アルコール感も強めで酸もまあまあある、そして苦い。このしっかりめなアルコール感はきっとアルザス

 

ということで

フランス/アルザス ゲヴュルツトラミネール 2019 13%

と解答。

 

実際は

フランス/アルザス ゲヴュルツトラミネール 2018 14%

 

おお~、よかった。なんとかおさえるべきところは辛うじておさえられてた…。しかし14%か。アルコール感しっかり感じられるからアルザス!とか言う割に1問目同様低めに予想してるのはなんなんだろう、酔いって怖い。

 

3問目、赤ワイン

この赤ワインがなかなか曲者だった、というかきっとここまで来たらもう私は割と限界だったというか、まともな思考ができる状態ではなかったと言わざるを得ない。

 

非常に焦げた香り。あとほんのり紅茶の香り。つまり焦がしすぎた茶葉で出した紅茶って感じ。なんだこれ。

でも以前焦げた香りは南アの特徴だった南ア判定猛者に聞いたことがあるからこれはきっと南アに違いない。

味的には酸もあってチャーミング。色の割に強すぎない味わい。カベルネ・ソーヴィニョンみたいなつよつよというよりはもう少しピュアな果実感があるので南アといえばなアレでしょう、

ということで

 

南アフリカ/ケープタウン ピノタージュ 2022 13.5%

と予想。

 

答えは

オーストラリア/ニューサウス・ウェールズ シラーズ 2021 15%

 

まさかのサクラシラーズ!今wine@のサーバーにも同じの刺さってるし、テイスティングもしてたワイン!いやーえーうそこのワインこんなに焦げ臭かったっけ?

 

ということで納得がいかず日を改めてまともな状態で改めてサクラシラーズをテイスティング

香りからは全く焦げっぽさ感じないけど、飲んでみたらフィニッシュにふんわり焦げ味が続くかな。だとしてもあそこまで焦げ焦げ!ではないしあれはなんだったんだろう。どちらかというとふんわりヨーグルトのような乳製品っぽ香りがする。意外。

 

まあいずれにせよ酔った状態で行くべきではないと自明すぎることが分かったのが今回の収穫だった。来週からも冷静かつ素面の状態で挑戦頑張りたい。

 

ヴィンテージ、アルコール度数ともにかすりもしなかった!

 

2/26 第55回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

先週せっかく5位に輝いたのにまだ記事化できていないのもったいなすぎる…!ので早急に今週分の反省をして、先週分も記憶がある内にまとめちゃいたい所存。

ということで早速いってみよう!

 

今週のラインナップ

今週は白1種、赤2種のラインナップ。

今週は2番目の赤ワインがなんとなく曲者そうな雰囲気をバシバシ感じる。

 

1杯目、白ワイン

まずは1杯目の白ワインから。

色はさほど濃くはなく、淡めのレモンイエロー。粘度はわりとしっかりめにある。

 

香りの第一印象は海!

エメラルドブルーの海に真っ白な砂浜、そしてカラフルなパラソル🏖️そこに少し小麦色に日焼けしたビキニを着た美女。そんな情景がドバっと脳内に思い浮かぶ。とても夏な香り。

 

テイスティングしてみるとレモンをぎゅっと絞ったような瑞々しい酸味と、後味に強めに残る苦味がある。比較的ドライで果実感は穏やか。そして味にも潮っぽさがある。アルコール感もどっしり感じられる。

 

ん~~~~~~~。分からぬ!

 

ニュートラル系かなと思いきや、少し経つと梨とか白桃っぽい果実の香りもふんわり出てくる。ややペトっぽい香りもあるかも。

海っぽさから連想したものの、ニュートラルな感じから多分違うだろうなって選択肢から除外してたアルバリーニョも候補に再浮上。苦味と海っぽさからヴェルメンティーノとかもありそうだし、アシルティコも捨てがたい。

 

あれこれ考えてみたけど全然決め手もないし、この根っからの陽の者という雰囲気はきっとギリシャでしょという謎のロジックから

 

ギリシャ/サントリーニ アシルティコ 2022 13.5%

と解答。

 

正解:フランス/ロワール ミュスカデ 2020 12.5%

 

まさかのミュスカデ、選択肢としてよぎりもしなかった!あと意外とアルコール度数が低め。

 

セーヴル・エ・メーヌはロワール川の最下流域とはいえ、そんなに海感じるかね。ソムリエ教本によると、典型的な海洋性気候だとか、フムフム🤔

シュール・リーもあんまり感じられなかったし、まだまだ修行が足りない。海にトリップしてる場合じゃなかった。

 

2杯目、赤ワインその①

曲者そうな雰囲気を放つ2杯目の赤ワインは色合い薄く、ほんのり褐色がかった外観。

 

MBAピノ、ガメイなどのイチゴラズベリーといった赤系ベリーのピチピチな香り、もしくはネッビオーロなどのバラや紅茶といったフローラルな香りを想像してたのに、

実際はプラムといったやや濃いめな果実の香りと、シナモンやナツメグなどのそれはそれは甘い激樽香が支配的で一瞬面食らう。

思ってたんとちゃう選手権があったらぶっちぎりで優勝できるほどのギャップの持ち主。

 

味もそれはそれは甘い。果実の甘さと、樽由来の甘さ両方を凝縮させたような味わい。タンニンは柔らかく、やはりプラムのような果実味がぎゅっと感じられる。

 

なんとなくグルナッシュっぽい。サンソーやピノタージュもありえそう、シラーもワンチャンあるけど柔らかいタンニンから一旦候補から外す。

そして一応ピノ・ノワールも疑ってみる。2020ブルピノがグルナッシュにいつも感じられる説。いや、いくらなんでもこれはグルナッシュが過ぎる。これがピノはさすがに嘘。

そして先週南アのカベルネが出たから2週連続で南アということもないだろう。南仏のサンソーだったらお手上げだけどないと信じたい。ということで最初の直観を信じて

 

スペイン/カタルーニャ ガルナッチャ 2021 13%

と予想。

 

正解:アメリカ/カリフォルニア ピノ・ノワール 2022 13.5%

 

いや、ピノは嘘でしょって!!!

シャルドネが有名(赤も有名?)な、かのブレッド&バターピノ・ノワールだったそう。イチゴもラズベリーも梅もいなかったけど?本当にピノ?ちょっとまだ納得いってない笑

けど大多数の方がピノ・ノワールを当てられてたそうなので、これまたうえむらの修行不足なんだろうな。南ア2週連続は出ないだろう、ってメタ読みしてる場合じゃなかった。

 

3杯目、赤ワインその②

最後の赤は2杯目と打って変わって濃厚リッチ系な見た目。

 

ぱっと香った印象はコーヒーの香ばしさと温泉っぽい鉱物的な香り。そしてリッチバーム系のハンドクリームの香り。ロクシタンの一番テクスチャー重めのシアバターたっぷり使ってます系ハンドクリームの香り。

そして果実がいない。果実がいないんじゃヒントがないも同然なんだよなー。困ったなー。

 

味もしっかり濃厚でタンニン爆発系。甘みもある。濃厚な甘みとタンニンの陰に隠れてるけど酸味も豊かで決して弱くはない。ただ意外と喉の奥が熱くなるほどのアルコール感ははいかも。 

 

タンニンつよつよ品種何があるかな、タナとかコット、テンプラ、アリアニコ、シラー/シラーズ、ネグロ・アマーロ…

このラインナップだったらそろそろアリアニコがきてもよさそうなんだよな。タンニン甘さ酸全てが強い子というアリアニコのイメージにも当てはまる。そしてアリアニコ当てたい…!

そんな下心とメタ読みも多分に含んで予想。

 

イタリア/カンパーニャ アリアニコ 2021 14%

 

正解:イタリア/バジリカータ アリアニコ 2019 14%

 

やったーアリアニコ当たったーヽ(・∀・)ノなんとアリアニコを正解してたの7/80人だったとか。やったね!

最初の2杯はてんでダメダメだったけど最後有終の美を飾れてよかった。

 

とはいえ4問正解するともらえる100円は逃してしまったのは大反省。

ヴィンテージがかなりブレてるからもう次は少し精度上げられるようがんばろっと。

 

2/12 第53回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

先週2位をとった栄光の賞味期限がそろそろ切れ、今週も新たにチャレンジするときがやってきました。さて先週に引き続き絶好調なのか、はたまたまたしばらく不調の海に潜り込んでしまうのか。

早速今週の挑戦を振り返ってみよう(*σ・ω・。)σ

 

今週のラインナップ

今週の出題は白2種、赤1種。

奥の木目の影響で2杯目の白ワインの方が濃く見えるけど

白い紙挟むとやや1杯目の方が色みがついているというか、ほんんんんんんのりオレンジ?ピンク?がかってる。グリ系とか疑っちゃうよね。

ということでまずは1杯目から見ていく!

 

1杯目、白ワインその①

先述の通りややオレンジというかピンクっぽい外観で、粘性はわりとサラリとしている。

そして香りがとにかく華やかで甘い。なんだろう、アロマティックでフルーティ。洋ナシ、黄桃、グァバ、メロンその辺のリッチで甘い果実の香りにクリーミーさとお花も追加した独特なアロマ。

思いつくとしたらリースリング、ゲヴュルツトラミネール、アルバリーニョ、ピノ・グリ、トロンテス、グリューナー、ヴェルデオ、、

でもなんとなくフルーティーでアロマティックの代表選手リースリングやゲヴェではない気がするんだよね。となるとやっぱり色味的にもピノ・グリとかあるのかな。

そういえば年末に間違えたトロンテスとかこんな感じじゃなかったっけ?

香りがとっても特徴的だから香りだけでぐるぐる考えちゃってたけど、分からないので味もみてみる。

 

ちょっと意外だったのが結構口当たりもボリューミーなところ。香りのキュートな印象から、もうすこしサラリとした味わいなのかと予想していたけど、甘みも酸味もしっかりある。

ますます分からない。

 

本命はトロンテス、ピノ・グリ。あとアルバリーニョもちょっと候補かな。ただいずれにしても香りも味もこんなに甘かったっけ…?という疑念が。

ただもう考えても分からないので覚悟を決めて

 

アルゼンチン/サルタ トロンテス 2022 12.5%

でファイナルアンサー。

 

一緒に挑戦しに行った我らが豊田店長は日本のナイアガラって答えたらしく、それ聞いた瞬間、「完全に納得した、絶対それだ。全然選択肢に上がらなかったわ。完敗、拍手👏」って気持ちになってたんだけど、

今朝例によってblind wine tastingさんのYouTube動画のピノ・グリの回見てたら、今度はやっぱりピノ・グリだったのでは……。という気持ちになったり。

 

www.youtube.com

 

ピノ・グリは候補に上がってたんだよな~。ピノ・グリだったら落ち込む笑

 

2杯目、白ワインその②

2杯目はやや緑がかった色調。

香りにもはっきりと草とか緑っぽい香り。これはソーヴィニヨン・ブランで間違いないでしょう。問題はどこか、なんだよな。

とっても鮮度のいい生のみずみずしいピーマンの香り。昔小学生のころ家族でよく庭先でBBQしてたんだけど、その時ただ半分に切っただけのピーマンを焼かずにそのまま生で食べるの好きだったな~って思い出がよみがえるほどに生ピーマンの香り。

グレープフルーツとかのフルーティさはあまり感じられないし、NZではないと思うな―。きっととっても冷涼産地なんだろうな。

 

このフレッシュピーマンの爽やかな香りが、チリの海辺でセビーチェと一緒にいただきたい、そんな雰囲気をまとってるんだよね。パクチーとかセロリとかと一緒に細かく刻んだピーマンも一緒に混ぜ込んだセビーチェ。ライムをギュっと絞って一緒に食べたらめちゃくちゃ合うんだろうな。なんて妄想がはかどったので

 

チリ/レイダ・ヴァレー ソーヴィニヨン・ブラン 2022 13%

と予想。

 

後からロワール派の意見を聞いて「たしかにロワールかも」って思ってからまた自信を失った。ダメだこりゃ。

 

3杯目、赤ワイン

3問目の赤ワインは中心黒くて縁が茶っけてきてる。濃そうに見えるけど意外と粘度もそんなに高くなく普通め。

果実の香りが全然とれなくて、お醤油とか黒酢っぽい熟成してますね~な香り。あとトマトジュースとかトマト缶のような加熱したトマトの香りとブラックオリーブの香りもある。そしてやや煙たい。

 

たまに香りとか味に色を感じることがあるんだけど、このワインは味わいがとっても黒く感じる。(その辺もう少し言語化できたら解像度上がりそう。)

タンニンがとにかくしっかりとあって口の中がザラつく感じ。果実はやっぱりさようならしてて、酸は意外とそんなに高くない。

タナ、テンプラ、ネッビ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、マルベック、シラー、アリアニコ、、、とタンニンつよつよな品種ローラーしてもなんかしっくりこない。いかんせん品種特徴がつかめれていない気がする。

 

第一印象のお醤油とかの醤っぽさはちょっと熟成させたマルベックに感じるんだけどさすがに2週連続マルベックってことはないだろうし(突然のメタ読み)。

このトマトとブラックオリーブからイタリアの可能性を探ってみる。アリアニコ、にしては酸が低い気がするんだよね。そろそろアリアニコ出そうだなってヤマ張ってはいるんだけど。

南イタリアで他ないかなと思ってたどり着いたネグロアマーロ。きっと違うと思うけど今まで出してきたタンニンつよつよちゃんの子たちよりは納得感あるなって思って

 

イタリア/プーリア ネグロ・アマーロ 2015 14%

と記入。

 

これに関してはまったく自信ない。今考えればちょっと古めなメルローとかもありそう。

 

総じて今回は全く自信がない。栄光の1週間は既に過去のものと割り切って、次回また浮上できるまで深く深く潜って息をひそめてよーっと。

今夜の発表までまたしばらく悶々とする。

 

 

2/6 第52回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

長く、苦しい低迷期を堪能中だったうえむらです。

今週は月曜が早上がりだったからそのあとパーティブラインドに挑戦しに行こうと思いきや、雪の影響でWINE MARKET PARTYさんが18時閉店のため断念。

雪、すごかった❄あれだけバサバサ雪が降るとやっぱりテンション上がる。

そして月曜夜は友人宅にお邪魔してしゃべくりナイト。雪でテンション上がった影響だったのか否か、思いのほか深酒をしてしまい、火曜出勤前に深手を負った状態でのパーティブラインド挑戦という運びになった。

決して万全の状態とは言い難いが仕方ない。少なくとも先週よりはゆっくり考える時間があるだけいいとしよう。

 

今週の出題

今回は白、赤、赤のラインナップ。

2番目の赤ワインの色あいの薄さに震撼が走る…。ネレッロ・マスカレーゼ、ツヴァイゲルトと続いた薄色赤ワインシリーズ。しかも先週はツヴァイ加えて、色合い薄く茶色みがかったサンジョヴェーゼも出た。心してかからねば。

まあでもとりあえず1番の白ワインから挑戦していく。

 

1杯目、白ワイン

白ワイン単体の写真撮り忘れてる…。

色味は比較的薄め。

香りの第一印象はフルーツポンチ🍋🍐🍑🍈レモン、モモ、ライチ、和梨が織りなすフルーツパラダイス。それをそっと支える汗っぽいミネラル。フルーツ大好き弓道部、そんなイメージの香り。

シュナン・ブラン、リースリング、ゲヴュルツ、アルバリーニョ、グリューナー、アシルティコ、、あたりの品種が連想されるけど…。

(待てよ先週のwine@の出題がアシルティコで、今週こっちでアシルティコ返しってことあるかな。いや、でも先週またしても正答者0をたたき出しちゃったしさすがにないか。)

なんてことを考えながらとにもかくにもお味も試してみる。

そしたら酸!すごい!割と甘みはそんなになくドライで、とにかく酸が強い。

そして汗みが味にも感じられる。ということは海辺のワインなのかしら…。だとしたらやはりアルバリーニョやアシルティコ、あとはヴェルメンティーノとかも考えられるかな…。んーでもなんかこの酸が違和感なんだよな。

海辺じゃないとしたら、山辺の石っぽさから来るミネラルなのかな。アルザスとか、その辺?ピノ・グリとかピノ・ブランとか…?んーでも酸が以下同文。

ちょっと分からないから先に赤やっちゃおーっと、ということで一旦後回しにして赤を済ませて戻ってきたときにふと手元の自分のメモに目が留まる。

「「「リースリング」」」書いてるじゃないか、答え!これじゃん!

ずーーっと余韻に長く残る酸、これがリースリングじゃなくてなんなんだ。そう思いながら香りを再度チェックしてみるとうんうん、これはリースリングのそれですよ。

このしっかりつよつよの酸があるのは多分ドイツで、ミネラルの感じからアルザスを疑ったけど、アルコールも多分きっとそんなに高くないからアルザスでもないだろう。

ということで

 

ドイツ/ラインガウ リースリング 2021 12%

で解答。

 

うすうす感じてたんだけど、二日酔いの影響でアルコール感知センサーがバグってて、アルコール度数当てるのが非常に至難。仕方ない。

 

2杯目、赤ワインその①

さていよいよ今週の薄色赤ワイン。

外観は縁にやや青みがある明るい色合い。粘度も割とちゃんとある。

香りの第一印象、知ってる!個の香り。なんだっけ。知ってる。

なんだっけ、これ。あ、そうだこれガメイだ。ヌボ感ある。イチゴメインの赤系果実とキャンディの香り。ただまだ樽ベーリーAの可能性も捨てきれない。

ただ意外とタンニンも緻密でしっかり感じられるし、ギュってつまった果実感があるからMBAの線は薄いかな。

ということでほぼ第一印象で決め打ちしちゃって、

 

フランス/ブルゴーニュ ガメイ 2022 13%

と予想。

 

後でみんなで意見交換してみたところ、バルベーラやらドルチェット、樽MBA(やっぱり⁉)、ネッビオーロ、とそれぞれ皆さま思い思いの品種答えてて(まじか、決め打ち過ぎたかな、もう少し吟味すべきだったかも…)と内心少しドキドキ。

けっこうガメイに自信があっただけにちょっと緊張。

 

3杯目、赤ワインその②

写真フォルダ見返したら3杯目の個別写真も撮ってなかった…。二日酔いでいかに頭が働いていなくてポンコツだったかがうかがえる。

 

今回は出題された2種類の赤に、明らかな濃淡の差が見受けられた。2杯目の明るい色調に対して3杯目は分かりやすく濃厚、粘度ねっちょり。アルコール度数も高いんだろうなーと飲む前から分かる。

(ただし上述のようにアルコール感知センサーがバグってたせいで実際飲んでみて高いとは思わなかったけど)

 

だけど見た目の割に香りは意外とピュアというか、明るくて陽キャな印象。イタリア系か、グルナッシュやシラーといったスペイン/南仏系か、そっち系な香り。

 

味は酸も苦味もけっこうあって、鼻に抜ける樽の香り。タンニンも豊か。てか苦味けっこう強いね?コーヒーのような苦味。香ばしくて苦い。

南欧あたりを最初考えてたけど、チリカベ、アルゼンチンマルベックとかの南米大陸の方がなんとなくしっくりくる気がする。もしくはテンプラニーリョか。

色調の強さと意外とピュアな果実の香り、樽もしっかり感じられるところ、なんとなくアルゼンチンっぽい親しみやすさを感じた気がするので

 

アルゼンチン/メンドーサ マルベック 2021 14%

でファイナルアンサー。

 

19時頃から、パーティブラインドの挑戦を終えwine@に集ってきたブラインドはしご常連様の皆さまとあれこれ反省会をしつつ、(そして常連さんのwine@ブラインドを見守りつつ)結果発表をまだかまだかと待機。

 

ついに正解発表

1杯目

予想:ドイツ/ラインガウ リースリング 2021 12%

正解:オーストラリア/南オーストラリア リースリング 2022 11.5%

 

んーオーストラリア!まじか、意外。オーストラリアのリースリングの印象が変わったかも。とはいえ、いい線いってるのではないでしょうか!

 

2杯目

予想:フランス/ブルゴーニュ ガメイ 2022 13%

正解:フランス/ブルゴーニュ ガメイ 2022 13.5%

 

ほぼじゃん!アルコール度数だけ惜しいけど、感知センサーがバグ(以下略)。とはいえ0.5以内におさえられたのは偉い。

マスカットベーリーAとガメイの2択を外さず選べたのも我ながら偉い。

 

3杯目

予想:アルゼンチン/メンドーサ マルベック 2021 14%

正解:アルゼンチン/メンドーサ マルベック 2022 14.9%

 

え、まじか!これは期待していいのでは……!!

と思って恐る恐る上位者発表を見ると

きたーーー!!2位!!!(((o(*゚▽゚*)o)))

めちゃくちゃうれしい!!

もうずーーっとランク外どころか品種も全然当たらないみたいなのが続いてて、悔しい思いを噛み締めてきたけど、ようやくまともな結果が出せてとにかく嬉しい。品種全部当てられたのは多分初めてでなかなかの快挙。すごく嬉しい。

 

しかし上には上がいて、国/品種6問全答の猛者もいるのが恐ろしい。

とはいえ来週もがんばろーって思えたし、こーゆー瞬間があるから辞められないんだな。

この嬉しさの賞味期限は1週間だよって釘刺されたけど、この1週間だけは調子に載っちゃおうと思う✌

1/30 第51回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

ちょっとここのところ自信をすっかり喪失してしまっているうえむらです。

それでも今週も健気にチャレンジしてきましたよ、WINE MARKET PARTYさんのパーティブラインド。どんどん挑戦者が増えて今週はなんと70名超え!どんどんランクインが遠のいてく…(´;ω;`)ウゥゥ

 

ということで今週のラインナップ。

今週は白、赤、赤のラインナップ。

 

それぞれの予想に入る前に、1つ言い訳をば…。今週は時間が取れず、シフトを抜け出して挑戦しに行った関係から、瞬殺する必要があってあまり熟考できず回答したという経緯あり。多分15分くらいで提出したと思う。

まあでも経験上、あれこれ考えるよりも第一印象通りに記入した方がうまくいくことが多かったしいけるでしょう、という見込みで参加。

 

それでは1杯目の白からいってみよう👉

1杯目、白ワイン

比較的明るめな色合いで粘度は高め。

りんごの軽やかな果実の香りに、とっても分かりやすい樽とミルクの香り。秘技!シンキングタイム節約発動!うん、これはシャルドネだね。

酸がしっかりしてかつ果実感もしっかり。厚みのある味わいで、アルコール感もはっきりと感じられる。それでいてエレガント。シンプルに美味しい。

カリフォルニアもありそうだけどこの綺麗な感じ、マコンあたりな気がする。

 

フランス/ブルゴーニュ シャルドネ 2020 13.5%

って記入し、解答提出前の最終確認テイスティングしてみてふと立ち止まる。あれ…これ、この感じ知ってる。これは上品ぶってめちゃくちゃ上手に猫被ってるオーストラリアのシャルドネだ。

wine@でも販売してるヤラ・ヴァレーのシャルドネ

ちょっと前wine@のブラインドでも出題して、左岸の店長様が見事に引っかかってフランスブルゴーニュって答えてたやつ!(進研ゼミでやったやつ!的なノリ)そういえば先週くらいにブラインドやってたら、「これ美味しいでしょ、この前間違えて悔しくて即仕入れたんだよね」って沼田店長がお客さんに話してるの盗み聞いたやつだ。

きっと悔しくて仕返し的に出題したんだな、そうに違いない!

とメタ読み確信して

 

オーストラリア/ヤラ・ヴァレー シャルドネ 2021 13.5%

でファイナルアンサー。

フランス→オーストラリアに変更したことで、南半球半年早いしと思ってヴィンテージももう1年追加で2021に修正。

 

結果はなんとなんとビンゴ!!

正解:オーストラリア/ヤラ・ヴァレー 2022 13.2%

ヴィンテージこそもう1年若かったけどアルコール度数もほぼ当たっててなかなか幸先いい感じ!嬉しいー!!

 

2杯目、赤ワインその①

1つ目の赤ワインは明るめで縁に青みのある赤紫色をした外観。

そして割と派手めな香り。たまに電車とかで居合わせる、車両の端にいるのに感じられるほど強めに利かせた香水をつけた海外の方、そんなイメージ。前職で取引先のフランス人の方が来社された日はエレベーターの残り香で「あ、今日あの人いらっしゃってるんだ」って分かったけどその感じ。

派手で華やかで、ちょっとだけ憧れちゃう。スミレのお花っぽさと、ブルーベリーとかそんな香り。

味わいはタンニン〇果実味〇酸もそこそこちゃんとある。

香りは南仏とかスペインっぽい印象。グルナッシュとかシラーとかそっちの方連想するんだよね。でも色の割に意外と味わいがしっかりしてるから、マルベック、テンプラ、アリアニコらへんもありそう。

でもなんとなく根拠はないけどシラーっぽいしシラーで書こうかな。いかんせん時間ないし。

ということで

 

フランス/コート・デュ・ローヌ シラー 2019 14%

と記入。

 

そしてここでまた最終チェックの際気付く。いや待てよこの明るい色合い。ほんとにシラーか?と。

つい最近「2020のブルゴーニュってどれ飲んでも全部グルナッシュみたいに感じるんですよね」って沼田店長と話したばっかりだな。これはそれの感じにとっても似てるんじゃないか。

白でも神がかった軌道修正ができた自負があるし(結果的にそうだったし)、今日はそういう日なんだろう!と自信満々に軌道修正。

 

フランス/ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2020 14%

でファイナルアンサー。

ここでドヤ顔。もう完全に自信あった。

 

しかし正解発表見て撃沈。

正解:オーストリア/カンプタール ツヴァイゲルト 2020 12.5%

 

ツヴァイゲルト!!!!!

まさかの!!二週間前に奇しくもツヴァイチャレンジして見事に散ったあのツヴァイゲルト!!!膝から崩れ落ちそうになった。

「ツヴァイゲルトって書いて当ててみたい!」

前々回のブログでこう綴ったのに、肝心のツヴァイが出たときに答えられないなんて…悲しい悔しい。

そしてここで冒頭の言い訳につながる。もう少し熟考できればツヴァイの選択肢もワンチャン出せたんじゃないかとそればかりが悔やまれる。いかんせんツヴァイゲルトの「ツ」の字も思い浮かばなかった。全くのスルー。ツヴァイ当てたかったマン。

 

書きながら思い出し悔ししてきた…笑(思い出し悔し、とは)

 

3杯目、赤ワインその②

かなり褐色がかった明るい外観。結構熟成が進んでる…?
香りにもしっかり熟成感が表れている。ドライフルーツ、木の皮とか。そして奥の方にチョコがひょっこりいる感じ。樽もしっかり利かせてるんだろうな。

そして味わいにしっかりタンニンが感じられる。

色とタンニンからネッビオーロを想起するんだけど香りと味からなんとなくサンジョベーゼ、それもブルネロのグロッソの方な気がする。これは完全に2択。うーんうーんこの2択は外したくない…と頭を抱えること5分ほど。

こんなに分かりやすいネッビ出すかなあ…?なんとなくサンジョベーゼっぽいんだよなあ。でもこのタンニン…。これだけ熟成感が出てなおこれだけタンニンがまだ残っているってやっぱりネッビオーロかなあ…。いやわんちゃんテンプラとかいう可能性も…?

ブルネロだとしたらこのタンニンはある程度納得いく…かなあ…いやあでも……

しかしここでいくら迷っても仕方ないし、時間もない。ええいままよ!!!と

 

イタリア/ピエモンテ ネッビオーロ 2013 14%

と解答。

最終的にはやはりこの熟成感と色味、タンニンとのちぐはぐ感がサンジョベーゼではないと判断。

結果

正解:イタリア/トスカーナ サンジョベーセ 2016 14%

 

サンジョベーセ!!!!!(本回2回目)

ロッソ・ディ・トスカーナだけど、モンタルチーノの生産者の造るロッソディトスカーナということで調べてみたらやはり使用されているのはサンジョベーゼ・グロッソだった。

無念。2択間違えたのめちゃ悔しい。

 

今回それなりに正答率は悪くなかったと思うんだけどランクインはならず。

焦った気持ちでやるのはよくないから、しっかり余裕をもって挑戦しに行かなきゃなあというのが今回の反省点。まあ時間あったら~なんてのはただの言い訳で、実際時間があったら正解できてたかなんて誰にも分からないけどね。

 

そんなこんなで気付いたらもう1週間経ってて、明日も元気に健気にパーティブラインド挑戦してくるぞー🦾