1/30 第51回 WINE MARKET PARTYブライドテイスティング挑戦記

ちょっとここのところ自信をすっかり喪失してしまっているうえむらです。

それでも今週も健気にチャレンジしてきましたよ、WINE MARKET PARTYさんのパーティブラインド。どんどん挑戦者が増えて今週はなんと70名超え!どんどんランクインが遠のいてく…(´;ω;`)ウゥゥ

 

ということで今週のラインナップ。

今週は白、赤、赤のラインナップ。

 

それぞれの予想に入る前に、1つ言い訳をば…。今週は時間が取れず、シフトを抜け出して挑戦しに行った関係から、瞬殺する必要があってあまり熟考できず回答したという経緯あり。多分15分くらいで提出したと思う。

まあでも経験上、あれこれ考えるよりも第一印象通りに記入した方がうまくいくことが多かったしいけるでしょう、という見込みで参加。

 

それでは1杯目の白からいってみよう👉

1杯目、白ワイン

比較的明るめな色合いで粘度は高め。

りんごの軽やかな果実の香りに、とっても分かりやすい樽とミルクの香り。秘技!シンキングタイム節約発動!うん、これはシャルドネだね。

酸がしっかりしてかつ果実感もしっかり。厚みのある味わいで、アルコール感もはっきりと感じられる。それでいてエレガント。シンプルに美味しい。

カリフォルニアもありそうだけどこの綺麗な感じ、マコンあたりな気がする。

 

フランス/ブルゴーニュ シャルドネ 2020 13.5%

って記入し、解答提出前の最終確認テイスティングしてみてふと立ち止まる。あれ…これ、この感じ知ってる。これは上品ぶってめちゃくちゃ上手に猫被ってるオーストラリアのシャルドネだ。

wine@でも販売してるヤラ・ヴァレーのシャルドネ

ちょっと前wine@のブラインドでも出題して、左岸の店長様が見事に引っかかってフランスブルゴーニュって答えてたやつ!(進研ゼミでやったやつ!的なノリ)そういえば先週くらいにブラインドやってたら、「これ美味しいでしょ、この前間違えて悔しくて即仕入れたんだよね」って沼田店長がお客さんに話してるの盗み聞いたやつだ。

きっと悔しくて仕返し的に出題したんだな、そうに違いない!

とメタ読み確信して

 

オーストラリア/ヤラ・ヴァレー シャルドネ 2021 13.5%

でファイナルアンサー。

フランス→オーストラリアに変更したことで、南半球半年早いしと思ってヴィンテージももう1年追加で2021に修正。

 

結果はなんとなんとビンゴ!!

正解:オーストラリア/ヤラ・ヴァレー 2022 13.2%

ヴィンテージこそもう1年若かったけどアルコール度数もほぼ当たっててなかなか幸先いい感じ!嬉しいー!!

 

2杯目、赤ワインその①

1つ目の赤ワインは明るめで縁に青みのある赤紫色をした外観。

そして割と派手めな香り。たまに電車とかで居合わせる、車両の端にいるのに感じられるほど強めに利かせた香水をつけた海外の方、そんなイメージ。前職で取引先のフランス人の方が来社された日はエレベーターの残り香で「あ、今日あの人いらっしゃってるんだ」って分かったけどその感じ。

派手で華やかで、ちょっとだけ憧れちゃう。スミレのお花っぽさと、ブルーベリーとかそんな香り。

味わいはタンニン〇果実味〇酸もそこそこちゃんとある。

香りは南仏とかスペインっぽい印象。グルナッシュとかシラーとかそっちの方連想するんだよね。でも色の割に意外と味わいがしっかりしてるから、マルベック、テンプラ、アリアニコらへんもありそう。

でもなんとなく根拠はないけどシラーっぽいしシラーで書こうかな。いかんせん時間ないし。

ということで

 

フランス/コート・デュ・ローヌ シラー 2019 14%

と記入。

 

そしてここでまた最終チェックの際気付く。いや待てよこの明るい色合い。ほんとにシラーか?と。

つい最近「2020のブルゴーニュってどれ飲んでも全部グルナッシュみたいに感じるんですよね」って沼田店長と話したばっかりだな。これはそれの感じにとっても似てるんじゃないか。

白でも神がかった軌道修正ができた自負があるし(結果的にそうだったし)、今日はそういう日なんだろう!と自信満々に軌道修正。

 

フランス/ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2020 14%

でファイナルアンサー。

ここでドヤ顔。もう完全に自信あった。

 

しかし正解発表見て撃沈。

正解:オーストリア/カンプタール ツヴァイゲルト 2020 12.5%

 

ツヴァイゲルト!!!!!

まさかの!!二週間前に奇しくもツヴァイチャレンジして見事に散ったあのツヴァイゲルト!!!膝から崩れ落ちそうになった。

「ツヴァイゲルトって書いて当ててみたい!」

前々回のブログでこう綴ったのに、肝心のツヴァイが出たときに答えられないなんて…悲しい悔しい。

そしてここで冒頭の言い訳につながる。もう少し熟考できればツヴァイの選択肢もワンチャン出せたんじゃないかとそればかりが悔やまれる。いかんせんツヴァイゲルトの「ツ」の字も思い浮かばなかった。全くのスルー。ツヴァイ当てたかったマン。

 

書きながら思い出し悔ししてきた…笑(思い出し悔し、とは)

 

3杯目、赤ワインその②

かなり褐色がかった明るい外観。結構熟成が進んでる…?
香りにもしっかり熟成感が表れている。ドライフルーツ、木の皮とか。そして奥の方にチョコがひょっこりいる感じ。樽もしっかり利かせてるんだろうな。

そして味わいにしっかりタンニンが感じられる。

色とタンニンからネッビオーロを想起するんだけど香りと味からなんとなくサンジョベーゼ、それもブルネロのグロッソの方な気がする。これは完全に2択。うーんうーんこの2択は外したくない…と頭を抱えること5分ほど。

こんなに分かりやすいネッビ出すかなあ…?なんとなくサンジョベーゼっぽいんだよなあ。でもこのタンニン…。これだけ熟成感が出てなおこれだけタンニンがまだ残っているってやっぱりネッビオーロかなあ…。いやわんちゃんテンプラとかいう可能性も…?

ブルネロだとしたらこのタンニンはある程度納得いく…かなあ…いやあでも……

しかしここでいくら迷っても仕方ないし、時間もない。ええいままよ!!!と

 

イタリア/ピエモンテ ネッビオーロ 2013 14%

と解答。

最終的にはやはりこの熟成感と色味、タンニンとのちぐはぐ感がサンジョベーゼではないと判断。

結果

正解:イタリア/トスカーナ サンジョベーセ 2016 14%

 

サンジョベーセ!!!!!(本回2回目)

ロッソ・ディ・トスカーナだけど、モンタルチーノの生産者の造るロッソディトスカーナということで調べてみたらやはり使用されているのはサンジョベーゼ・グロッソだった。

無念。2択間違えたのめちゃ悔しい。

 

今回それなりに正答率は悪くなかったと思うんだけどランクインはならず。

焦った気持ちでやるのはよくないから、しっかり余裕をもって挑戦しに行かなきゃなあというのが今回の反省点。まあ時間あったら~なんてのはただの言い訳で、実際時間があったら正解できてたかなんて誰にも分からないけどね。

 

そんなこんなで気付いたらもう1週間経ってて、明日も元気に健気にパーティブラインド挑戦してくるぞー🦾